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出版不況だからこそ電子出版

執筆者の写真: 主宰主宰

今さら言うまでもないことですが、周知の通り出版界は大変な不況と言われています。とにかく本が売れないという嘆きの声をよく耳にします。書店は軒並み店をたたみ、10年前と比較しても街の本屋さんはずいぶん減ってしまった実感があります。

その本屋さんで幅を利かせているのは本よりも雑誌。しかも付録つきの雑誌ばかりです。ファッションアイテムから健康器具まで、まったくもって今の本屋さんは何屋さんなのかよくわからなくなりました。

それでも売れる本は売れているというのも事実。要は売れる本とそうでない本が明確に峻別される中、多くの本が早々に見切られて店頭から姿を消しますが、そういう本がその後の販売機会を失った分だけ本の販売数の目減りしているのではないでしょうか。

その点、電子出版だと、たとえば月に5冊しか売れない本でさえ半永久的に買える状態にして置いておけます。そんなマイナーな本は大手出版社では扱いませんが、無学舎はあえてそういうものにこそ光を当てるべきだと考えています。

100部しか売れない本を100冊集めたら1万部のベストセラーと同等。しかも1冊あたりの収益は紙の本より圧倒的に多いのです。ましてその中からベストセラーが出ようものならまさに棚ぼたものです。

そんな原稿、眠っていませんか。

 
 
 

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