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無学舎BOOKSは書籍の世界のインディーズレーベルとして隠れた才能を発掘し、世界に向けて発信します。
音楽の世界では、ネット配信が可能になってから大きな地殻変動が起こりました。それまでのアーティストたちは地道にライブや路上をこなしながらオーディションに応募し、メジャーレーベルに認められてようやく広く世間に聴いてもらえるという構図だったのが、今や制作した楽曲をその日のうちにネットを通じて世界に向けて発信することができます。
もちろんメジャーレーベルは多額の宣伝費をかけてプロモーションする分だけヒットする確率は高くなりますが、ピコ太郎の例を挙げるまでもなく、草の根の楽曲が世界を駆け巡って一斉を風靡するケースもままあります。
何がきっかけで大ブレイクするかしれない今の世の中。これは書籍についても言えることです。
紙の本では書店に置ける数も限られていて、平積みになった本もやがて棚に移され、それでも売れなければ棚からも消えていく運命にあります。
長く書店に置いてもらえる本はごくわずかで、ほとんどの本は半年か1年で書店から姿を消すことになります。そうなると、永久に買ってもらえる機会を失うのです。そして絶版という憂き目に遇います。
しかし電子出版の場合、本はほぼ半永久的に残ります。たとえ1年に1冊しか売れないような本でも、無限の本棚の中で平等に居場所が与えられます。
それゆえか、安易に制作された粗悪な電子本もずいぶん増えてきました。音楽の世界と同様、プロの目を通らない、いわゆる自主制作の本は実に玉石混交です。
無学舎BOOKSはそんな玉石混交の中から、「玉」と呼ぶにふさわしい原稿を発掘します。音楽はネット配信のハードルが比較的低いものの、電子書籍となると書き手が形式を整えて出版するまでの手順はまだまだ面倒。しかし無学舎が然るべき形式の電子書籍に整えて、Kindleなどのサイトから購入できる状態にするまでサポートします。
出版社の文学賞に応募して何ヶ月も先の入選発表を待つなんて、もうカビの生えた旧いやり方です。良い本は今すぐ世に問いましょう。
2019年4月2日から、無学舎BOOKSは株式会社無学舎が運営しています。
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